(続)タイトルいつ決めるのさ

ちょっとしたメモ置き場。何かの参考にして頂ければ幸いです。

NVR500 の設定を So-netフォンから SMARTalk に変更しました

それでは YamahaVoIPルーターである「NVR500」を使って自宅の固定電話から「SMARTalk」の IP電話を使えるようにしてみます。「NVR500」は多少の知識は必要ですがネットに大量の使い方に関する情報が存在しますし、状態の良い中古品がヤフオク!などで非常に安価かつ大量に販売されているのでIP電話端末としてもお勧めです。残りのポートはギガビットハブとしても使えますしね。

「SMARTalk」は IP電話サービスなので当然ながら特定のポート(SMARTalk の場合は 5060番)を割り当ててやる必要があり、IPv4 PPPoE でのインターネット接続環境が必須となります。

ネットワーク構成図 現在のうちのネットワーク構成は大体左の図のような感じになっています。インターネット接続に So-net の「v6プラス」を利用しているのですが、当然ながらそのままではIP電話は使えません。幸い So-net ではv6プラスと IPv4 PPPoE のネット接続を併用することが出来るので、RTX830 にフィルター型ルーティングの設定を入れて NVR500 の通信は IPv4 PPPoE で行うようにさせています。ちょっと面倒な構成になっていますがこれは後から IP電話を使えるようにしたためで、v6プラスを使いつつ IP電話も使う環境を最初から構築するのであれば NVR510 を使えばこの部分を 1台で済ますことも可能です。
基本的には下の記事で So-netフォンを使う為に行っていた設定を流用します。今回は NVR500 の一部設定のみ変更し、RTX830 側は何も弄っていません。 NVR500 に SMARTalk の IP電話を設定するには以下の情報を事前に用意しておく必要があります。
  ● IP 電話番号
  ● SIP ドメイン
  ● SIP アカウント(8桁の数字)
  ● SIP パスワード
  ● SIP サーバーアドレス
このうち「SIP ドメイン」「SIP アカウント」「SIP パスワード」については「SMARTalk のマイページ」から入手することができます。「SIP サーバーアドレス」については FAQ に拠ると「 61.213.230.153」で、5060番のポートを使うそうです。So-netフォンの場合はちょっとイレギュラーな方法を採るか、サポートに電話で問い合わせて書面で開示して貰うという面倒な手続きを取らないとこうした情報を入手できなかったのでとても親切に感じます。

実際に「sip server 1」に関する部分を SMARTalk の設定に置き換えるだけでOKでした。

・アナログ回線は使いません
  pstn use off

・TEL1ポートのみ使用、自己SIPアドレスへのみ着信許可、発信時のプレフィックス無し
  analog use 1 off
  analog sip arrive permit 1 myname
  analog sip call myname 1 sip:(SMARTalk SIPアカウント)
  analog sip call display name 1 NVR500
  analog use 2 off
  analog extension dial prefix sip server=1

・IP電話サーバーの設定
  sip use on
  sip log on
  sip server 1 (SIPサーバーアドレス) register udp sip:(SIPアドレス) (SIPアカウント) (SIPパスワード)
  sip server session timer 1 300 update=on refresher=uac
  sip server display name 1 (SMARTalk電話番号)

・ナンバーディスプレイ機能を有効化
  analog arrive number display 1 on

SIPアドレス」は、「(SIPアカウント)@(SIPドメイン)」という形になります。SMARTalk の場合は、仮に電話番号が 050-1234-5678 ならば「12345678@smart.0038.net」となります。

設定を書き換えた所で早速テストしてみたのですが、今回も電話機からの発信はできるものの着信が出来ない状態になってしまいました。少し悩みましたが、今回の原因は自己SIPアドレスへのみの着信を許可する為の設定で、電話番号そのもの(050付きで)を記述してしまっていたことでした。So-netフォンの場合はそれでよかったのですが、SMARTalk の場合は「050」を書かずに「SIPアカウント(8桁の数字)」のみでよかったのですね。(analog sip call myname 1 sip:~の所)

また、セッションタイマーで update と refresher は on にしておいた方がいいようです。削った状態でテストしていたところ、しばらく(数日?)すると管理画面のステータスでは「通信中」となっているものの電話の発着信が上手く出来なくなることがありました。こちらを on にしている場合は So-netフォンよりも安定しているようです。

これで無事にIP電話を固定電話として使う事が出来るようになりました。あとは SMARTalk の自動解約条件に当てはまってしまわないよう注意しながら使っていこうと思います。